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『全国一の宮めぐり』とは。はじめ方。注意点

御朱印

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『一の宮』とは

『一の宮』のほかにも『一宮』、『一之宮』と書くこともあります。地名に一宮が入っているところには、ほぼ間違いなくその地方の一宮があるといっていいでしょう。

『一宮』は、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のことで、律令制の頃には、派遣されてきた国司が一番最初に参拝する神社のことでした。

原則的には令制国1国あたり1社ですが、時代によって変遷したり、一宮の地位を争うこともあったようです。このようなことから、現在の『全国一の宮会』に加盟している一の宮は、1国に4社も一宮がある越中国(富山県)のような例もおきています。

また、かつて一の宮だった神社や、北海道の地域の一の宮などで、『全国一の宮会』には加盟していなくても、『一の宮』を名乗っている神社もあります。

宇佐神宮

『一の宮めぐり』とは

『一の宮めぐり』とは、全国の一の宮を巡拝することで、現在では『全国一の宮会』に加盟している一の宮をまわり『全国一の宮御朱印帳』に御朱印をもらうことを指していると思います。

諸国一の宮巡拝が始められるようになったのは、江戸時代の延宝3年から元禄10年(1675~97)にかけ、23年の歳月を費やした橘三喜という人が、諸国の一の宮を巡拝し『一宮巡詣記』13巻を著したことがきっかけです。その後、多くの人が一の宮巡拝の旅をするようになったようです。

一の宮めぐりをはじめるには

全国一の宮めぐりをはじめるには、全国一の宮御朱印帳を入手しましょう。

全国一の宮の御朱印帳

大きめの一の宮神社でも購入できますが、近隣に購入できる神社がない場合は、全国一の宮巡拝会のホームページに申込方法が書いてあるので、メールまたはFAXで申し込みましょう。

ちなみに、全国一の宮御朱印帳には種類があり、全国一の宮巡拝会で購入できるのはB5サイズくらいの御朱印帳だけのようです。

もうひとつ一の宮巡拝会のホームページに和紙の御朱印帳があるのをみつけました。高価ではありますが、長く大事にするつもりであればこちらのほうがいいかもしれません。(16/5/10追記)

一部の一の宮神社には、ひとまわり小さいサイズの御朱印帳もあります。

御朱印帳を入手したら、あとは旅の計画をたてて出発するだけです。

一の宮御朱印帳は取扱い注意

まず、全国一の宮巡拝会で購入した御朱印帳は、かなりサイズが大きく持ち運びにはとても不便です。小さいサイズを購入できる人はこちらの方がいいのではないかと思います。

また、和紙ではない御朱印帳は紙の質がつるつるした感じなので、書いていただいた墨書がなかなか乾きません。神社の方も慣れている様子でドライヤーで乾かしてくれる神社もあります。何もはさまずに御朱印帳をすぐに閉じてしまうと、反対側にうつってしまいます。新聞紙やタウンページの切れ端をはさんでくれることも多いですが、これはこれで乾ききっていない墨にくっつくことがあり、きれいにはがせないこともあるので十分注意したほうがいいです。

一の宮めぐりの本

全国一の宮巡拝会でも購入できる『諸国の一の宮』。一の宮の神社を紹介しているので、一の宮めぐりの旅にでかける参考にして下さい。その他にも一の宮めぐりの本があります。

まとめ

『全国一の宮めぐり』は、104社が全国に散らばっており、離島、山上であったり、通常、無人の神社であったり、交通機関を使ったとしてもかなり大変な巡拝です。当然、交通費、宿泊費、もちろん御朱印代などお金もかかります。一の宮に興味を持って、全国をまわれば、一の宮ではない神社にも興味を持ったり、寺院であったり、城郭にも興味を持ってしまうかと思います。

はじめは御朱印収集などの興味本位、スタンプラリー的な感じではじめる人が多いかもしれませんが、巡拝することのよって日本のいろいろな地域の歴史や風土などを感じ、学ぶことができたら、それはそれで良いことなのではないでしょうか。

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